ステレオタイプな比喩にご用心

話を伝えやすくするためのテクニックとして、比喩はうまく使うと絶大な効果を発揮します。しかし、一歩間違うとわかりやすいだけにダメージも絶大。
比喩自体が意味的に間違いなのはともかくとして、ありがちなのは、政治的に不適切なもの、差別的なもの、きわめて個人的な価値の評価の誤った一般化など。比喩の使い方によって内心や価値観が期せずして暴露されちゃったりして。

まあ、Google+は肌に合わないな、実名のバカが手に負えないって言っている実名の…がFacebook底辺高校Google+は公立中学なんて喩えでドヤって感じなのをみるとまあ確かに実名のバカは手に負えないという思いは禁じ得ない。

何年か前よく実名の方と議論したものですが、話がかみ合わない思いこそあれバカとは思わないなあと今改めて感じてたりして。
むしろWebで軽くうかつな記事を書く識者的な人のバカぶりが目立った気もします。

よく考えたら、SNSって人とつながるものですよね。肌に合わないのはともかく、周囲がバカだらけに見えるのは類が友を呼んでいる可能性を少しは考慮した方がよいと思いました。