うつっぽの改善について
同じ関係者のどっかの何かとは違って極めて真摯な態度であると評価したい。
リリース後から様々な賛否両論が寄せられている、U2plusとlivertyの共同プロジェクト”うつっぽ“についての説明をさせていただきます。前提として課題の多いサービスという認識でいることをお伝えします。そのうえで、「本来の目的」「失敗の原因」「今後の改善」について説明いたします。
http://blog.u2plus.jp/u2plusproject/aboutu2ppo
今後も含めた改善点についてはGoogleドキュメントで共有されている。
うつっぽ修正リスト_WEB公開 - Google スプレッドシート
ただ、残念なのは、これだけの問題を認識していながら、「公開したまま改善」するという選択をしていること。すぐ再公開できそうなんだから一回止める、というのが一番いいと思うんだけどな。
あと、もうひとつ。以前の往復書簡の件で
東藤泰宏個人として、
http://blog.u2plus.jp/others/letters
「例え自殺者がでても、ひどい現状を変えられるのなら、誰かの助けになるのなら、罪を負ってもやる」
と覚悟しています。
という発言については、もう一度見直して欲しいです。気持ちはすごいわかるんだけど、やはり負うべきリスクというかトレードオフってのが少数を犠牲にして沢山を助ける、ということになってしまうのであれば、それは国家戦略レベルの要件であって、個人がそれを背負ってはいけないと思うんだよね。だから、東藤さんには「自分たちの力を必要としている人に少しでも届けば」という形でやってほしい。隅々まで行き渡らせようと思うあまりの「自殺者が出ても」だと思うんです。でも、その少しの人を犠牲にすることが「サービス」であるならばそんなサービスはいりません。
本来東藤さんが目指していたのは、そういう犠牲者を出すことではないでしょ。成果はすぐでなくても、少しでもいいんです。これがひどい現状を変えるきっかけになるのであれば。そういう思いのもとに運営されるのであれば、応援します。