暴言を吐いた女子高生を誰が注意すべきなのか

ゾゾタウンとやらは僕はサイトにアクセスした事もないのですが、あの社長の暴言は内容は正しくやり方が間違っている典型ですね。往々にしてですが、そう言う場合、頭に血が上ってる間は「何で正しいこと言ってんのに非難されなきゃならんのか」としか考えることができなかったりしますよね。にしても、あれはまさしくチンピラの言葉であり、情けない話ではあります。
ところで、この件はそもそも公共の場で軽々しく詐欺呼ばわりした女子高生?にも非があります。日頃の活動柄、高校の先輩として高校生〜大学生に接することが多いですが、僕の周りでそんなこと言ったら周囲の人間はみな一喝します。
難しいのはこれが他人の目に触れないところであれば周囲の大人の問題になるだけなんですが、ウェブで公言されてしまうと途端に立ち位置が難しくなっちゃうんですよね。当事者が怒ると「何万フォロアーもある奴が高校生に暴言」とか言われてしまうし、寄ってたかって晒しあげするとネットいじめだと言われるし。優しくさとしてすらそう言われることがあります。
事務的に間違ったことの指摘をするのも良いのですが、内容よりもその行動の軽率さを意識的に問題として捉えてもらうためにはやはり叱るという行為が必要なのではないか。
となると、今は絶えて久しい「近所の雷親父」的な存在が欲しいところですね。Web雷親父botとか作って暴言に使われる言葉に反応して常に叱ってあげるとか面白そうだけど現実で怒られる怖さを伴わないよね。ネットでの議論が冷静に見えて全然そうじゃないことが多いのはそういう相手から伝わるものがないからかもしれませんね。