アナーキストとは別の何か

茂木健一郎先生と小保方問題その他で対談したんですが、話が噛み合いませんでした(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
一読して面白いとは思ったんだけど、「真面目に馬鹿なことをやっている」のと「馬鹿が真面目な振りをしている」のをどっちもイノベーションの元のように扱ってる茂木的な考え方には違和感があるな。
単純な話として、アレなものをどんどん捨てて先に行くのはそこだけ見れば効率良さそうなんだけど、それ以前にある程度アレなものを排除する仕組みを作っとかないとそこがボトルネックになるわけで、その点、STAP騒ぎすぎには同意できても学位どうでもいいには賛成できないし、そもそもどうでもいいなら大学の自治とかもどうでも良いんじゃね?というか都合の良いところだけ適当さを求めるのはアナーキストと言うよりは「俺は頭がいい」主義だと思いました。学歴を指標としないエリート主義というか。
その手の社会ってだいたいみんなが一生懸命車輪を再発明して作物作んないで飢え死にしそう。