降りた後の事故で損害賠償とは

個人の印象としてはいさかか厳しい判決かとも思います。

事故の直前まで車に同乗していた20代の男性に、損害賠償を求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁(小田幸生裁判長)は15日、請求通り約5300万円の支払いを命じた。

奄美の飲酒ひき逃げ 同乗者に5千万円賠償命令 - MSN産経ニュース

まあ、飲酒運転を止めなかったら犯罪だ、という定義が為された後でもあり、責任を問うことの妥当性はあります。金額の妥当性はどうだろう。運転手(実刑確定)に対してはどのくらいの支払いを求めていたんだろうか、など色々思うところがあります。
飲酒運転を減らす見せしめとしては同乗者や、酔って運転することがわかっていた人をびしばし鞭打つのが効果的なんだろうな。同乗者は今まで恩恵だけ受けて責任は引き受けなかったということになるね。
法律がからめ手を攻めるというのはなんとなくキモチワルさがありますが、しかたないのかな。

趣味的に音楽をやることの難しさ

先日告知した演奏会は無事終了しました。
大変な半年強でしたが、本番の演奏は毎回感慨深いものです。
OBバンドという特性は色々と問題を孕んでいます。いわゆる市民バンドであれば、そもそもモチベーションが高く、プライオリティも高い人が参加しているわけですが、OBというだけで参加資格があるようなイメージのバンドではなかなかそうも行きません。
でも、高校時代からずっとやってきた仲間であるわけで、一緒にやること自体は楽しいもので。そこが(馴れ合いな感じで)イヤでこない人もいるし、この人がいるから来る、いるから来ない、とか色々あります。
音楽を純粋に楽しむということとは少しずれているのかも知れません。でも、力及ばないなりに本番限りの集中力で成し遂げられる音楽はやっぱり楽しい。それは観客にも伝わったり伝わらなかったり。
本当はもっときっちりやりたいという思いもありつつ、制約の中で最大限やるにはどうやったら良いかを考えるのも一つのアプローチかな、なんて思っています。
みんなが音楽を愛してプライオリティーを上げるように持っていく、というのが一番いいと思ってがんばっていたりします。