First Take / German Jazz Orchestra

1994年くらいのアルバムだからもうだいぶ古いんですが、2nd Takeを見たことも無いということはそのまま消滅したのかしら。Jiggs WhighamがConducterとして参加してますが、演奏はしてません。ヨーロッパ拠点なのにな。
さて1曲目。のっけから飛ばしているんですが、その名もDWARF DANCE。頭おかしくなる曲です。まさか自分がやることになるとは…。どうも形容のしようがありませんね。といいつつ、おかしいところ以外は結構かっこよかったりするんですが。必死で休みを数えた記憶が。今Comp.とArr.が違うのに気がついて調べてみたらコンボでやっています。おかしいんじゃないかこの人。そして3曲目。FLYING DOLPHINSは「りんごの〜はな〜びらが〜」。いやあ、日本人にはテーマがそうとしか聞こえませんよ。といいつつやったり。全体的にソロが低調なこのアルバムにしてはいいソロをドイツ人にしてはわりと有名なLudwig Nuss(Trb)が吹いています。4〜6はソプラノサックスのための組曲。正直ソリストのプレイはタイム感が気に喰わない。曲はわりとカッコいい(最後なし崩しだが)。7曲目。珍しいBass Saxでのソロが聞けます。はっきりとBaritonとは違う音色。すげえ。9曲目、THE TOUCH OF YOUR SMILEはハイソが山野でもやりましたし、ライトでもやった(別音源を聴きながらスコアをだいぶ直した記憶が)名曲です。はっきり言ってこの曲だけで買い。サックスソリのフレーズとハモの美しさは筆舌に尽くしがたい。
一人一人がそんなに主張するわけでもない一方バッキングの粒が揃っていたりするのがドイツらしいと言うのか。おかしなアレンジャー(ほめ言葉)がいっぱい居るので、これだけで終わっているのはちょっと勿体無い。
First Take
こっちだと普通に買います。どこいったか分からんから買いなおしてしまった。