子供の求める答えと大人の求める答え

ちょっと考えた。単なる雑感ですが。
子供は納得の出来る「理由」を求めるが、大人は納得の出来る「根拠」を求める。両者は時として一致するけれども。子供の問いの方が往々にして根源的であって、大人の問いや大人の答えは過去に決められた事実を拠り所にしている。
子供は何の専門家でもないから旺盛に思考能力を働かそうとするけれども、大人は自分の専門外のところでは他者の考えたことに従うのがコスト的現実だということをどこかで学んでいるからなのかも知れない。その代わり、限られた時間を自分の専門(仕事も趣味も含めて)に使おうとするんじゃないかなあ。全部を考えるのは子供の特権。とするとここで駄文を書いている僕もまだまだ子供なのかも知れない。