カードゲームじゃあんまりだろう

ゲームにたとえるにしても精々シミュレーションRPGなんじゃないかなあ。どっちにしろあまりよいたとえとも思えないけれども、少なくともコマが成長しないなんてことはありえないし、ダメージを受けないなんてこともありえないし、死んでしまうことだってあるし。最近のカードゲームはそういう感じなのか?
2007-04-29に対する話題が豊富なだけではコミュニケーションは覚束ない - シロクマの屑籠の応答はだからカードの運用の話に終始してしまっているけれども、コミュニケーションが相手を自分の思うとおりに動かすものだ、っていう考えがそこからは見えるような気がする。ゲームと言うたとえに乗っかるっているのは勝ち負けがあることを首肯すると言うことに思えてならないからだ。
つい最近、コミュニケーション能力の変遷 - novtan別館というエントリを書いたのは、本質的には自分は非コミュ…というとやっぱり語弊がありそうだからコミュニケーションが苦手…な部類に入ると思っているけれど、社会に出て、コミュニケーション能力を少しでも伸ばした要因は手持ちのカードが増えたことではなく、一歩前に出る心の方だということを自覚したから。ネタなんて増えなくても良い。砕けることを学んだ分だけコミュニケーション力は上がる。運用の力というのがそういうものかもしれない。だからそれほどシロクマさんの応答は外れてないと思うけれども。
思い通りにならないからこそコミュニケーションをとる価値があるわけで、みんながシナリオどおりに動くのであれば、そもそも口なんかきかなくても良いんだ。