ネタ力と文章力

足りない。圧倒的に足りない。GIGAZINEに掲載されることまでは想定していなかったとはいえ、足りません。
僕の文章は、問題提起して投げっぱなしなものが多いです。提起のときに使う手法として、現実を穿った目で見て、真実と思えなくは無い程度の中二病的妄想をちりばめて分析してみる、ということをよくやります。当然、ちゃんと裏を取らないものもあるし、そもそも思い付きを忘れないうちにエントリに仕立てるという目的で殴り書きをすることもあるから、今日の1つめみたいに10分で書いて結構ぼろぼろなものもあります。論理が詰まってないものもむべなるかな。
で、ちゃんとネタの部分をネタとして捉えた上で、提言の部分を拾ってくれるありがたい読み手もいれば、ネタの部分をまじめに受け取ってしまうこちらの文章のせいで申し訳ない、と謝りたくなってしまう反応を見せる人とかがいるわけです。たくさんの人に読まれるのは嬉しいけど、そこを想定して書かなければならないと言うことは、もう少しちゃんと文章を推敲しつつ、的を絞りつつ、誤読を減らすように書かなければならないのだけれど…
ネタネタに見えるように、でも文体や小ネタではなく、内容そのものがまじめにネタってのがなかなか難しいわけです。ほのかに香るネタ臭よりもずばりタグに[ネタ]とかつけるべきなのかもしれないんだけど、マジレスの中から生まれる新しい展開と言うのも捨て難かったりして、そこまではしたくないのです。
あと、バランスよく〜的な主張も良くするのだけど、突出することを責めると全否定に捉えられたりするのはもう少し書き方を考えれば避けられるのかなあ。読みたいように読まれてしまうとどうやっても回避できない(ものすごく丁寧に脚注する、とかなら可能かも知れないけど)のではないかなあ。
でも思い付きだけで出社前とか昼休みに殴り書きをするのは控えようと思いました。そろそろ文章の書けるモバイルでも導入しようかなあ。