公務員の給料が高い印象について

こういう記事を見ると、ものすごく高いように思えます。

埼玉県庁の人事課担当者は、「詳しくはわからないが、民間にはいろいろな雇用形態がある。アルバイトや短期間だけ働いている方も含まれているんじゃないか。公務員には年齢での給与体系もありますし…」「調査母数の差があるし、公務員は民間に比べて何倍だと新聞に書かれるが、類似した職種の仕事内容が本当に似ているのかも分からない」と、民間との比較自体に違和感を感じているようだ。

これ、電話交換手についてのコメントですが、「埼玉県で47万3900円(平均年齢56・7歳)。総務省によると、埼玉県内にある民間企業の内線電話交換手の平均は16万4100円(同38・1歳)」とありますね。
こういう調査って、確かに業務内容とか、本当に比較できるのか、という疑問は残りつつも、やはり職種として挙げられた内容に比べて高いように思えてしまいます。少なくとも、民間でその平均年齢になるように人をピックアップしてもその金額にはならんだろうと。これって、民間だったら給与が頭打ちになるような業務内容でも年齢に応じて上がって行っちゃうからのように見えますよね。ちなみに、公務員の電話交換手全国ワーストは愛知で28万2400(平均34.8歳)だそうです。おいおい、平均年齢低いのに給料上だよ。
ただ、こういう仕事の内容に比較して高給を貰っている人、ってのは、これから上の人がいなくなるとぐっと減ってくるんじゃないか、という気はしますね。
ところで、こういう格差に対して、月給としては仕方が無いんだけど、例えば、望外(と言うのも難しいけど)の利益が出たときに、格差是正的還元を義務付けるようなことはできないものなのかね。難しいか。