Highlights from the European Brass Band Championships 2007

今年のヨーロピアンは、Brass Band Willebroekの驚きの二連覇で幕を閉じたのですが、ようやくそのライブCDが届いた。なんだか年々発売時期が後ろになっているような。3年前は7月終わりに入手していた気がする。
さて、本編のコンテストからの演奏は、課題曲、Elgar Variations/Martin Ellerbyのトップ、Cory Bandと自由曲のトップ、WillebroekのMusic of the Spheres/Philip Sparkeがまず1枚目に。課題曲はエレビーらしい、キラキラした明るい曲調で、タイトな演奏もあってなかなか素晴らしい。Willebreokの宇宙の音楽は…なんでこれ1位何だろう。迫力に負けちゃったのかしら。崩壊ぎりぎりで崩壊していないのはさすがです。まあ、2004のYBSよりは「怖い」演奏ですね。さて、おかしいのが、自由曲8位のBrass Band Treize EtoilesのBeyond the Horizon/P.H.Kellyが入っていること。聴きに行った人のレポートで、是非入れて欲しいって書いてあったりしたので何事かと思ってたけど…あーこりゃわかるわ。曲がすごい。ブックレットには「審査員には曲の長さ分の感銘は与えられなかったみたいだ」って書いてあったけど、減点方式のコンテストで22分の曲をやっちゃうのもすごい話ですね。他のバンドが取り上げたらまた面白そう。
そんなわけで、今年は去年よりは熱い感じでした。そういえば、ここ二年"Contest"だったのが"Championships"に戻ってるね。その方がカッコいいよね。
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さて、今年のBritish Open Championshipsの課題曲はSparkeの曲だし、そちらにも期待しておこう。それにしてもEnglish National ChampionshipはCDでないのかなあ。