ブログであることによる何か

よく困惑するのが、初めて訪問したブログで過去ログを読みたくなったとき。時系列で古い方から読みたいわけです、当然。でも、それに対するナビゲーションが見つからなかったりする。あるいはあるカテゴリだけ網羅したくなる。続き物なのにどうしても新しい方からしか読めなかったりして。
検索ってのはわりと万能じゃなくて、目的のものがはっきりしているときにそこにたどり着くのは簡単なんだけれども、なんとなく、に対してはあまり効果的ではない。Amazonがどんなに便利でも、本屋に行って目に入って買う、というような行為はなかなかし辛い。ブログのナビゲーションもなんだかそんな感じのものがあって。そうじゃなくて、ちゃんと綺麗に見れるのもあるけれども、TOPページへのリンクすら見つからない物だってある。そして、そういうのに限って個別ページからは直接一歩も動けなかったりするのだ。
徒然と思考を書き連ねていくにはブログは最適なインターフェースなんだと思う。特に本人にとっては。でも、体系だった何かを書くのには適していない。そういうのはWikiの範疇なのかも知れないけれど、誰かが以前、なくなるかもしれないって言ってた旧来の形のホームページってのも、その任には耐えるよなあ。過渡期なのかなあ。