書く「べき」ものなどない

http://d.hatena.ne.jp/funnystone/20071107/1194422856
そんなことを言おうとしているのではないかと思うけれども、一般論をつまらないと言う必要だってないから一応言っておくけれど、少なくともブログを書くにあたって他人の評価軸に照らして「書くべき」ものは多分無い。自分の衝動として書くべきものはきっとある。でもそれは批判されるようなものであっても一般論であっても特に価値の差異は無い。自分が書くべきと思っただけの話であって。批判されるかどうか、と言うのは根本的には関係ないと思う。
批判されるものにこそ価値を認めると言うのは個性を良しとする思いの表れだとしても、それ自体に価値があるという判断は正直言って内容について価値判断していないのと一緒にも思える。そもそも「ブロガーは」と言うブロガーの没個性的な括り方はどうなのよ。一般論を面白くわかりやすく書くブロガーだって僕はいる「べき」だと思うし、まあこういう広範な話をべき論にしてしまっても仕方が無いのだけど。
いや、多分そういうことを言いたいんではないんだろうけれども。一般論はつまらない、との言及が余分なだけだとは思うのだけど。多種多様な意見が認められるように、多種多様なブロガーのパーソナリティも認められるべきで、たまたまそのパーソナリティーが一般論を書く人だったからと言って存在価値が増えたり減ったりするわけではなく。
批判されるような記事はある程度の信念の下に書くというのが心構えとしては必要だと思ったりもする。単に無邪気なだけでは、明日の糧にはならないと思うから。