ブログつまらない?ブログ留年しているんじゃない?

先のエントリで一年くらい経った感想なんてのを書いてみたんだけど、このごろの界隈の話題であるところのブログつまらない問題、わからないでもない。多分この話は定期的に上がっているんだろう。無断リンク問題と一緒だよ多分。
面白いものを書く、読む、誰かと何かでどうにかなりたい、そんな勢いでブログを続けたりしている人は、どのくらいいるのだろうか。現れては消えていくバイタリティー溢れるブログ。その一方で細く長く。稀に太く長く。続いていくブログ。とにかくある程度の目的を持ってブログをやっている人は、学生生活と同じようなもので、あるサイクルでの活動の後「卒業」していくんじゃないか、と妄想。で、卒業できないで留年したりドロップアウトしかけちゃっている人が「ブログつまんない」とか言っちゃう。いいよ、中退しなさいな。そんな風に思ったりする。もちろん人によっては最初から短大だったり、留年しても続けたかったり、大学院行ってポスドクで身動き取れなくてまあでも好きだから良いやみたいに続けている人もいると思うけれども。
その一方で文字通りweb"log"としてブログを書いている人は界隈が面白かろうがつまらなかろうが淡々と書きたいことを綴っていくんじゃないかな。何年かすると今のままのblogと言う形態はなくなっていて、違うものになっているかも知れないけれど、きっと書く内容はそんなに変わらないんだろうな。僕なんかはたまたまはてなで書いていることで無駄に繋がっちゃったりしていろんなアレがコレしてどうとかそういう感じではありますが、前も書いたとおり、どっちかと言うとこっち側なんじゃないかなあ。つまらないとか言明しちゃっている人はまあ頑張れと。そう言う人が色々なことを面白くするってのはそれはそれで大事なことだと思いますよ。
でも結局ブログなんてのは個人の書くという衝動に最終的には依存しているものであるし、僕らの知らないところで別の集団が盛り上がっているかも知れない。位相が違いすぎて観察しづらいだけで。ブログが必要としている「面白さ」ってのは無理やり脳内麻薬を分泌させて、死ぬまで全力で走らせるような、そういう面白さとはちょっと違うと思うのですよね。長く走れるようなさりげなさを、システムにしてください。