行きたくないけど頑張って行って来たよ、ある医者に

僕は自分が心身ともに健康だとずっと思っていて、それは大病をしたこともないし、入院もしたこともない、骨折もしたことがないし、目もいいし、鼻喉はちょっと弱いけれど、耳は悪くない、それに、虫歯にならない。最近体調が慢性的にすぐれない気がするのは措いておこう。
んでも、会社の検診に行くと、軽度の肥満とかが続いて、それは去年一昨年のダイエットで撲滅したわけだが、歯科検診で歯石が溜まって歯槽膿漏気味といわれる。歯石、取る機会なんて10年来ないものね。虫歯にならないのに歯医者に行く、と言うのは目が悪くないのに眼鏡屋に入るみたいなものすごい冷やかし以外のなにものでもない感じの行為と思っていたんだけど、それに、なんだか痛そうだし…と思って放置を続けていたんだけど、一念発起。最近このパターンで何かを始めることが多いな。最初のハードルを飛び越えることがまず肝心な話で、ダメだったらそこで諦めて試合を終了させればよいわけだ。人生ではないんだしね、それは。
それでも飛び越えるためには助走が必要で、色々理由をつけて後退していたんだけど、一旦走ってしまったらハードル目の前。ちなみに、歯医者は家の隣にあるのでした。とっとと行けよ。
こじんまりとした、若めの女医さんと助手のおばさんがやっている歯医者で、「惚れた!一生通う」みたいなわけではないけれど、色々丁寧で、検診の時にやられたほど痛くないし、歯石のたまり具合と取れた歯石の大きさに助手のおばさんがびっくりしてたけど、概ね平和な治療が続いたし、説教臭いことも言われなかったし、これで歯の寿命が延びるのであれば、まあよいかと思って通院中なわけです。
親知らずが微妙に虫歯気味なようなんだけど、どうしたものかな。