理由は正確に。

配偶者控除は年収103万円以下の配偶者がいる所得税納税者に対し、課税所得額を軽減するもので、年間38万円が控除される。控除を受けようと、パートの主婦らが年収を103万円以下に抑制する傾向があり、答申は「女性の社会進出を妨げる」と見直しを求める。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071114k0000m010162000c.html

いつも思うんだけど、どうしてこう、個人個人にとってはマイナスになる話を、どうやったってマイナスにしか受け止められないんだから、正直に理由を述べようって話にならないのかなあ。103万分しか働かない人は、それで十分なわけだし、その先に言っても効率の悪いゾーンがあるから、つまり、そのゾーンを突破しないとどうしょうもないけど、それでも精々200万くらいにしかならないだろうから、ならばその無駄ゾーンを使わないで家族の為に(これも最近金額換算で評価されなくなってきた)家事をやったほうがマシなわけだ。
で、本当にフルタイムで共働きしていたら、とっくにこの枠なんて超えているわけで、つまり、この話は、もっと税金を払うか、払いたくないなら払える奴にその仕事を明け渡せっていう話だと思うのです。もちろん本当のことを言ったら反対されるからそれでも賛同者が出そうな言い訳をひねり出すだけなんだろうけれど。