コンテンツ産業など滅んでしまえ!

消費者として、その楽しみを人質にとるかのように規制を迫られるのは、それが好きだという弱みがあるので仕方がない。でもさ、疑われてまでみたくねーよバーカという声にはどう対抗すれば良いと思ってるのかな。「違法?知らなかった」⇒「じゃあ正規のを買わなきゃ」になるケースなんてほとんどない。今の無法地帯は到底肯定しえないけれど、「じゃあイラネ」になるのは目に見えている。
インターネットを既存のメディアと同様に扱うのはコンテンツ産業の側の問題の押し付けだ。コンテンツの消費材化を促進してきた結果として、一定の商品サイクルを回すしか利益をあげられなくなっているとか、そういう事情もあるのかもしれないけど、そういった保守的発想が逆に市場の発展を妨げることは一度家庭用VTRのときに証明されている。そして、DVDの市場がきちんと出来上がったのめプロテクトのおかげではない。そんなものはとっくの昔に回避されている。単に便利で綺麗だからに過ぎない。
ダウンロード違法化は、コンテンツ産業側の手抜きだ。一つ簡単な話。ネットでの映像・音楽コンテンツの配信は一切行わないとすればいい。一切してはならず、厳罰を処す。多分ネットでのコンテンツ流通は滅ぶ。合法なものを含め。テキストの時代へ回帰する。適法マークで自分たちだけ配信可能だなんていうのはインフラの搾取だ。搾取されるなら共に滅ぶべき。
(一部の支配的な)コンテンツ産業側が自分たち抜きの文化の発展など望んでいないことはどんなに言葉を取り繕っても明らかだ。少なくとも、一緒に盛り上げていこうとは考えない。泥棒(として見ている相手)と力を合わせようとは言わないだろう。だったらインターネット抜きの発展に回帰せよ。来るな。みんなで古きよき時代に戻ろう。そして、コンテンツの荒野として世界に名を残そう。黒船によって、滅びるのもまたよし。