もう一度、ArtistShareの紹介

雑多に色々と浮かんできて、忘れないうちにと思って携帯でがんがん投稿してみました。なのでクオリティーヒクスなのですが、ご勘弁下さい。
しかし小委員会の結論で驚いたのは、消費者どころか原著作権者も不在の業界話になってしまっているようなところです。もうさ、中間業者に頼るのはやめにしないか?
というわけで、以前紹介した、ArtistShare.comについて再度。マリア・シュナイダー、またグラミー賞ノミネートだよ。
音楽業界における直接的パトロンシステム、artistShare - novtan別館

artistShare社長のブライアン・カメリオはプロジェクトのコンセプトを次のように書いている。
「artistShareは音楽のみならず、演劇、映画など、あらゆるアートの活動に捧げるものだ。『商品』の対極に位置する『体験』が私たちの目指すもの。ここartistShareは『アート』をアーティストのもとに取り返すことをゴールとする。ここでの活動はそうした考え方を本当に実り多い成果としてファンの皆さんに実感してもらえる場となる。アーティストを愛するファンが、アーティストとともに『体験』を共有する場がartistSHareなのだ。オークションという仕組みもアーティストにとって、素晴らしいプレゼントになる」。

柔らかいデジタル 第29回〜デジタル配信の新しい姿 - ニュース - nikkei BPnet

そういうところだ。こういった試みは、登録の時点で有名でないと上手くいかなかったりするものではあるけれども、今の時代、まず有名になる、というところの敷居が下がっている。YouTubeなりニコニコ動画なりで実力を証明し、その後パトロンを得ていけばよい。タダだから見てやっている、という尊大なユーザーは沢山要るだろう。けれども、それにもまして、お金を払っても応援したいと言う人がいるだろうということを僕は信じている。信じていないのであればフリーライダー肯定だものね。
権利関係の処理は難しいと思うけれども、こういった仕掛けを作っていくのが我々にできることなのだ。
http://www.artistshare.com/home/default.aspx