権利者が「業界」のことなら見てないかもしれないけどね

時間がないので一言だけ。

消費者は権利者を批判している。しかし消費者は「なぜ権利者は『ダウンロード違法化』が必要だと思ったのか」ということをほとんど考えていないのではないか。結局自らの立場しか考えていない点では権利者も消費者も同じ穴の狢である。

Thirのノート

コメント欄にあるとおりの、自浄作用が大切って言葉は同感なんだけど、事実上、「インターネットのせいで売上が落ちたからインターネットを規制せよ」になりかねないような手段をとるような業界にはあんまり同情は出来ない。
もちろんそれだけじゃなくて、批判している人もそれぞれ色々と考えてはいるし大部分の人は「権利者」そのものを批判しているわけではないし、配慮したいと思っているはず。業界を養うために消費者が問答無用で払わされるような制度、これはNHKの受信料なんかに近いと思うんだけど、そういうものはどうかと思う。汗をかくより威圧しろ的な違法化も商売の問題ではなく、文化の発展とか言う本当に違法化が寄与するかわからない対象をスローガンにしているようなことに欺瞞を感じたりする結果としての、批判であると思っています。