不買運動と消費者団体

日本で「運動」をすると特定政治勢力と見做されてしまいそうですが、そもそも政治的な存在であることには違いないのだから、むしろ政治勢力として力を持つべき。でも、どこかに取り込まれてしまうことが多い。ノウハウがないことが問題なのかもしれないけれど。
ただ、ネットでの運動はだんだん意味を持ってきた。イタズラに繋がりやすいのは問題ではある。
不買運動はどのくらい効果があるのかわからないけれど、実は現状が既に不買の効果であり、代替入手手段とされる違法ダウンロード(笑)という手段が存在しなければ、とっくに業界は未曽有の大危機を迎えているという話になってたりして。
不買はもちろん買わないことにより直接的なダメージをあたえるけれど、「そんなところの製品は要らない」というメッセージを伝えることが重要で、だから、実はP2Pで入手してました、なんてのは不買の意味をなさない。やっぱり欲しいのか!ダウンロードが違法になったらこいつらは買う!って思われたら負けだよね。
そろそろ本当のNOを突きつけるべきじゃないかな。要らないものは入手しない。欲しいものはちゃんと買う。要件を満たさないアップロードはしない。
消費者として、ダウンロード違法化と、際限のない潜在的犯罪者呼ばわりへの反対行動への説得力を持とう。そして、クリエーターに感謝の念と報酬を。
青臭い発想は、消費者の側にのみ許される。その特権を、見せつけてやろうではありませんか。クリエーターを消費者の味方につけることが対決の第一歩。マーケットなんて打ち破れ!