思いやりなんて何の足しにもならないよ

生活を成り立たせるのは結果であって、保証ではないはずなんだけど。
例えば、実演家としての音楽家のユニオンが成り立っているのは、技能保持者としての、つまり職人としての価値を認める話であって、個人としての価値の創出はその文脈とは違うところで成り立っている。オーケストラの団員とか、基本サラリーマンだからね。
そういうところを越えたところで芸術と言うのはあって、生前に評価されるか没後に評価されるかなんてのは受け手にとっては全く意味がない(意味があるとしたら同情的なバイアスとかそういった点のみだ)。
必要なのは思いやりより競争だよ。