人事でもないのでどこまで役に立つかはわからないけど面接の話の続き

面接官から見た、面接で好印象を得るポイント - novtan別館に対するフォローエントリ。いやあ、予想外の反響でした。たまたまそういう時期だからかな。鵜呑みにせず、活用していただければと思います。うまく行く保証はできないしね。
で、ちょっとだけ続き。大抵こういうフォローエントリは読まれない傾向があるけどね。

新卒編

新卒の人が世の中の事を判ってないのは織り込み済みです。妙に現実に毒されているよりも、多少甘くても夢があった方がよいですね。ただ、世の中を知らなさすぎるのは困る。今で言うと「サブプライム?何それ」では不安です。情報に対するアンテナは最低限立てておくべき。
あと、情報源をウェブに依存しない。話題を振ったらいきなり陰謀論披露とかは引きます。聞きたいのは問題をどう捉えているかであり、隠された真相を暴いてくれなくてもよいです。

第二新卒

いいか、お前等は新卒じゃない。まっさらなキャンバスにはもう戻れない。
やめた理由がなんとなく合わなかったなんていう説明は聞きたくない。自分の行動に責任と理由を持てない社会人経験者などいらない。

中途編

中途採用は難しいです。実績は客観的指標だけど、真実とは限りません。リーダー経験ってのが社内一人プロジェクト(そりゃ行き先に困っただけじゃん)だったり。
だから、実際にやったことを具体的に聞くことと、キャリアプランの考え方(うちの会社が腰掛けかどうかを聞きたい)なんかを聞くことに。ここでも大事なのはやったことをちゃんと理路整然と説明することと、自分が何をやりたいかはっきり説明できること。あと、待遇の希望は明確にした方が後で不幸になりません。あなたの希望に関わらず、会社は主観で判断した適性なポジションに置きますから、希望に合わなくて不採用になった方がマシです。

共通していえること

不遜でないこと。一生やり続ける覚悟がないなら過剰な演技をしないこと。大事な質問(会社の志望度合い、希望職種、転勤可かどうか等)を誤魔化さないこと。


まあ、採用の半分は運でできています。自分に向き合わなければならないことも多いですが、そこを誤魔化さないで頑張れば道は開けると思いますよ。