ネット支配を企むグーグル?

個人的にはちょっと過剰反応な気がしなくもないこの件。

あのVerisignだって該当ページがない時に出るページをハイジャックしようとして大変な反発にあったわけで。

グーグル「404ページのハイジャック」を事実と認める。みなさんはどう思う? | TechCrunch Japan

過剰だな、と思うのは、今回の件は、GoogleToolBarの「機能」であるから。問題は、インストール時にちゃんと説明して、合意がない場合は外せるようにすべきだ、という点だけだと思う。
ベリサインが非難されたのは、それとはわけが違う。ベリサインは、本来404になるべき到達しないサイトを自社のページに誘導した。これはDNSの恣意的な乗っ取りに近い。IPアドレスが解決しなくて、到達しないはずが、ベリサインのページに行ってしまう。気持ち悪いよね。非難されなければきっと広告が載ったに違いない。
一方で、Googleのはローカルの問題でしょ。別のページに飛ばしてたとしても、「設定」の範囲内。もちろん、勝手に設定するなってことではあるので、そういった問題はあるというのは上記で述べたとおり。嫌ならツールバー入れないという選択肢もあるし、全世界で自動的に行き先が決められたVerisignの場合とは違う。
別にGoogleを擁護するわけでもないけど、こういうのに目くじらを立てすぎるのは良くないかな、と思う次第。