3の倍数が不当な差別に抗議

「全世界の数の三分の一を占める我々がバカにされる謂われはない」
最も大きな中傷被害を受けている「3」氏はこう語る。テレビ番組の影響は彼らの仕事にも大きなマイナスをもたらしている。
「算数の授業が成り立たない」
かけ算の基本である九九を司る「9」さん。都内での算数の授業は既に混沌から抜けられないようだ。
「一の段でも6回バカになる、三の段などもはやカオスな状況です」
もっとも、他の数との公倍数であることから被害を免れている3の倍数もあり、その結束は一枚板ではない。また、「俺の所まで来ることはないしなあ。正直実感がわかない」と語るのは「351924」氏。実態としては特定少数者の差別であるため、大きな抗議活動にはなりにくい。冒頭の「三分の一」と言う発言に実際に頷く3の倍数は少ないと予想されている。今後深刻な問題に発展しそうなため、なお予断を許さないようだ。