しかしイタリアもあれだよな

世界遺産にプレートっていうのもすごい話だ。ヨーロッパって「金の斧ですか、それとも銀の斧ですか?」って聞かれたら普通は金の斧って即答するような道徳観なんだっけ。

大聖堂の事務局長は「謝罪訪問という勇気ある行動に感銘を受けた。寄付金で落書きを消した個所に、学校名入りのタグ(銘板)を作りたい」との意向を示したという。

http://www.asahi.com/national/update/0710/NGY200807100015.html

まあ、日本人の道徳観(という名の社会的圧力)というのはこんなものだよ、ということを世界中に知らしめる意味では良かったのかもね。別に晒しageとか思わずに堂々としていれば良いのではないかな。
日本人にとって文化財って「壊れるもの」であることが多いし、良く焼けるし、勿体無いよね、的な何かがあるんじゃないかと思ったりする。上手く生活の中に溶け込ませていくよりは大事に蔵に保存してしまうような。そういう感覚で外国の文化遺産に対するから過剰に反応するんだろうな。逆に、このイタリアの感覚で日本の文化財にいたずらされたら…建築物だったら削ったり建て直したりするから良かったりするのだろうか。いずれにしても、日本ではこうだぞってのが伝わってのであればそれでよいと思う。