いくらスーパーな人でも10人分働けるか!

それこそ泥のように働いているんじゃw

  • 一人で十人分の仕事をしているような人はいるか?→加藤氏のみ×
    • なかなかイメージできないというか、見当たらない(加藤)
    • 十人の書いたソフトより、一人の書いたソフトのほうが早い、みたいなことがあるよ(大谷)
    • 以前組込みの仕事をやって、ArmLinuxの火消しをやった。無限ループとかになってた。理解度の低さが生産性に直結。(尾藤)
    • ラクルでプリセールスやってるの20人。少ない。替えが利かない。(柴田)
情報系学生のための交流企画「IT企業はほんとに泥のように働かされるのか」レポート - 西岡Blog

その人は普通の人の2倍くらい出来るんだけど、周りに普通の人の1/5くらいしか働かない人がいて目立つだけだと思います!!!
まあ、正直なところ、自分でやれば1日で終わるのに一週間掛かっている人なぞざらにいます。このイベント中の発言にも何度か出て来るんだけど、やっぱり全体を理解していないでただひたすら目の前のものを倒そうとすると余分な色々が発生するのは確かです。出来る人はまず全体を把握しているからなにやってもそこそこ出来るし、後戻りも少ない。でも、それって他の人の生産性が悪すぎるだけですよね〜
この前トラぶったのは、別の会社から引き継いだ領域の修正プロジェクト。引き継いだものが品質が悪くて、極めて謎な仕様だらけ。なので、修正を加えると、想定していなかったトラブルが多発して、大元の仕様を握っている人がパンパンになっちゃったせいで、先に進まなくなったりしてしまった。きっと新規で作る機能だったらこんなにはトラブらなかったよ。
メンバーみんなが出来ない人だったかというと、そういうわけでもない。ただ、全体を握っていず、目の前のテスト打鍵表をその意味もわからずに打たざるを得なかったから、予定通りの進捗にならなかった。これは、ある意味管理の問題。一旦時間を捨ててもみんなにテストの意図がわかるような説明をしたりできればよかった。結局後手後手になった解消策なんて大火事にバケツリレーしているようなもので、まあ、火は消えるんだけど疲労困憊。すげー勢いで水を運んでくる人がいたってそう簡単には火は消えません。小火で済ますことが一番肝心で、そんなときに人一人の生産性なんてそれほど重要じゃない。
あんまり10人分って話は関係ないんだよね。パワーじゃなくて、中身の問題であれば、それは人数換算するものではない、違うレベルの仕事なだけだし。10人分ってなんだろうね。