中国産うなぎの専門店!

いっそ清清しいですね。

景気の先行き不安が増す中で「誰もが気軽に安価でうなぎを食べられる店を」と開店。水質の良い中国・内陸部の養鰻場と契約を結び日本国内での独自の検査システムを導入。「安全・安心・安価な中国産」の提供を目指し、2年前から商品展開など試行を重ねてきたという。

静岡政治・経済:中国産うなぎ専門店、静岡に開店 富士の高田企画

別に中国人みんな嘘つき怖い怖いな訳ではあるまいし、信用信頼できる相手を見つけて、あるいは自分達で直接管理して、ということであれば(周りとか上流に工場いっぱいとかじゃない限り)大丈夫だとは思うけどね。現地で7〜8割調理される、というのは「串打ち三年裂き八年焼きは一生」と言われるうなぎ調理の真髄を極めたものには当然ならないだろうけど、まあ680円だったら文句は言えまい。
安全でそこそこ美味しければ歓迎なんだけど…
ところで、中国産専門でも680円になるってのに吉野家のうな丼とかはどうしているんだろうね。

ただ、うなぎって養殖しているといっても天然資源なんだよね、今のところ。稚魚を取ってきて養殖するわけで。中国で養殖される量が増えれば当然稚魚の価格も上がっていくだろうし、日本の養殖うなぎはより高くなるかもしれない。安直にコストが安いから中国、というのではなくて、国内でのコストをどう下げていくか、ということを考える人もいて欲しい。まあ、国産、ということで何かしら差別化できる要素でそれなりの値段で売る、というのが正解なのかもしれないけど。
卵から孵化させることができるようになればまたちょっと違うんだろうな。