「携帯で十分」「格差じゃないよ」って言ってたけど

今朝のニュースでもやっていたけど、UMPCはそれなりに携帯世代に食い込んでいるらしい。もちろん、二台目需要も強いんだろうけれども、携帯優先世代にとっても安くて最低限の機能を持った「PC」というものの需要もあるようだ。まあね。
逆にいうと、既存のPCというのはやっぱり一部の人にとってはオーバースペックなわけだ。仕事のツールとして活用している人にとってはUMPCだけで全てを賄うことは不可能だけど、もともと携帯で事足りていた人にはUMPCだって世界が変わったくらいに便利なものなんだろうし。
つまり、全然「携帯で十分」ではなかった。人によるけど。
汎用OSってのはマシンのスペックによって出来ることに差がある。これはあんまり直感的ではないけれども、出来ることを限らなかったことで敷居を上げてきたわけだ。そういう意味では実際に必要なOSは別にWindowsというわけではないんだろうけれども、仮にもパソコンを名乗っているのに周りの人となんか違うと言うのは気持ち悪かろう。ん、そうでもないか。携帯って機種ごとに操作方法すら違う。そういうのを使い慣れている人たちにとってはUIの変化など物の数ではないかも知れないな。
そんな風に考えると、WindowsPCとしてのUMPCってのは組み込みOS百花繚乱時代の間に咲いた徒花になるかも知れない。
あと、携帯の値段が上がっている、というのも一つの要因かも。昔からぽんぽん機種変していた人にとって、安い方のUMPCの値段って同じくらいだもんねえ。