橋下知事のおかげで黒字

実際に数字は出したものの、内容については賛否両論ですね。
まあ、単にずばずば切っただけ、とも言えるんだけど、そもそも単に切るくらいのことすら他の人には出来なかったはず。その点は評価してもいいと思う。いや、破綻しても全部切るな、という意見の人には許しがたいかもしれないけど。
補助金とかを削ってお茶を濁しているだけじゃなくて、人件費とかにもちゃんと切り込んでいる。聖域を作らないことでこいつは何でもやるという下地を作って、本丸を攻め落として財政健全化してから助成金を復活、とかそういうシナリオまで出来ていたらすごいんだけど。
破綻したお役所のコストを単純に削減することが許されないならどこかで税金上げるという話にならざるを得ないのかなあと思うんだけど、単に切る、というだけでもこれだけの成果が上がるのであれば、改善による健全化の期待は高まるというものです。
ちなみに、単に切るって連呼しているけど、実際にはそう単純な話でもないと思うけどね。
ごねごね農地収容なんかは頑張ったと思う。為政者たるもの、表面的かどうかはおいといても良い話の流れに身を任せてはならないですな。
さて、問題は、いろいろと切られちゃった中身。どういう影響があるかはもう少し長い目で見ないと判定するのは難しいですね。いずれにしても、目に見える成果ということが出せることはわかった。今年はそのあたりも見えてくるのかな。

知事に選ばれたときは大阪大丈夫かいなと思ったものですが、ちょっと期待してしまいます。