劣化コピーで終わらない

こういう面は確かにあると思う。

それはともかく、コピー・劣化コピーの山を元に「こんな情報があります」ってのはもういい加減にやめませんか。「こんな与太話があります」という、ネタとして使われる分にはある種あきらめ感もありますが、そんなのを元に道徳観・歴史観を立ててもらいたくない、と思ったり。

ネットテキストの劣化コピー問題は、みんなもっと真剣に考えたほうがいいと思う - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

捏造はダメだけど、現実世界で評価が終わったものしかソースとして扱わない、というのではウェブそのものが単なる現実世界の劣化コピーでしかないということになってしまわないかな。
まあ、対象がネットで語るにふさわしいかどうかの問題かもしれないけど。

事実関係というのはその場に居合わせてさえ主観によって見えるものが異なるものです。多分タイムマシンが出来てその場に行っても思考トレース機能までないと真実は見えないでしょう。現実のソースだって実際には脆弱なものですよ。ちゃんとした研究の成果なんかを無視して「こんな情報があります」で押し通すのはもちろん全然ダメだけどね。