職質を回避する方法を覚えるよりも、職質されても問題ない状態を作るのが前向きでは?

強制じゃないとかなんとか。

職質、ダメ、絶対!!

Wearable Ideas RLL - ちょっと知識と勇気があれば誰でも職質は断れます!

いや、そうは言うけどさ、多少不愉快かもしれないけど職質やそれに類することをまったく警察がしなかったらそれはそれで犯罪者もいろいろ楽になってしまうしどうなのかしらと思うわけですよ。
僕も楽器を担いで自転車乗っているのでちょこちょこ職質されるわけですが、さすがに同じ警官に一週間以内に二度呼び止められたときは凶悪犯の顔とか覚えられるのかこいつらとか思わなくは無かったけどさ。別にちょっと時間がもったいないくらいだしな。
もし自転車泥棒にあって届けを出したときに自分の自転車っぽいのに乗って警察の前を通るいかにも怪しげなやつを警察がスルーしてたら腹立つかもしれませんね。
間違えて十徳ナイフを鞄に入れていたときに職質を受けてしまったとしたらそれを回避する手段を知っておくことは大事かもしれないので、こういう知識が広まること自体は悪いことじゃないと思うけど、職質ダメ絶対とか言って警察と市民の対立を煽ってもしかたないじゃない。別に警察が絶対正義だと信じているとかではないけれども、税金払っている分の機能は果たして欲しいよね。警察に協力するというのは限られたリソースを無駄に使わせないという意味で税金の無駄遣いの削減に貢献しているのだ、なんてね。
大体そういう非協力的な市民を演じて警察に与える印象ってのは「あいつは何か隠さなければならないことがあるわけだから怪しい人物である」というものじゃないのかなあ。よっぽど都合の悪いことが無い限り、職質くらいには協力してあげるのが社会を円滑に回すための行動なんじゃないかと思ったりします。