そもそもプリンタっておうちに必要?

今の世の中、家庭にプリンタは必ずしもいらないんじゃないか、と思っています。

本当にプリンタを買って、インクが切れたらプリンタを買い換える運用の方が昨今のエコの風潮には真っ向から反しますが、本当にコストが安そうな気がします。

CANONプリンタはインクが切れたら捨てるという運用がコスト面で現実的に思えてきた - FutureInsight.info

というくらい安くなっちゃっているハードウェアですけど、そもそも必要ない。
というのは、例えば近所にセブンイレブンがある人なら、これを使えばよい。
全国のセブン‐イレブンでいつでも簡単プリント ~ネットプリント~
WordやExcel、JPGにPDFまで印刷できちゃう。普段大量にカラー印刷しないならコレで十分です。トナーなのでカラーの場合写真画質にはならないけど。
写真画質がほしければ、例えば富士カラーでネット注文コンビニ受け取りできる。
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家庭でプリンターを使う最大の機会である、年賀状印刷だって最近は電子入稿で宛名まで印刷してくれて一枚はがき代混み150円もしない。大量に消費するインク代を考えると手間がかからない、仕上がりの綺麗さ等を勘案すると激安プリンターを買うのに比べても十分にペイしているはずだ。
となると、別にプリンター要らないんじゃ?とならないかな。現にうちにはプリンターはない。たまにPDFのバージョンがうんたらで印刷できないことはあるけど、JPGにしてしまえばなんとかなるしね。瞬発力に欠けることだけが問題かな。

家で作った資料を誰かに見せる、とかであればすでにモバイル端末で十分な時代になりつつある。出先でGoogleアクセスすれば取り出せる、とか。写真なんてiPadでみればいいじゃん、とか。紙に落とす必然性はどんどんなくなってきている。
そろそろプリンタビジネスも、せっかくハードを買ってくれた人に優しいやり方に転換しないとダメなんだろう。でもそれじゃあ収益が出ないよね。それはプリンタのハードが消耗品として捉えられてしまうビジネスモデルの帰結で、自業自得なんだけどね。
家庭でプリンタを持つことに魅力的な付加価値がないと、そろそろ行き詰まりですよ。