中国産ゲーム花盛り?それとももう終わり?あるいはブラウザゲームの過当競争について

ブラウザ三国志のうざいバナーをみてるだけでもなんなので、一応飛んでみると、そこに気になる記載。

Copyright (c) 2010 ONE-UP Inc. All Rights Reserved.
Copyright (c) 2010 AQ INTERACTIVE Inc. All Rights Reserved.
Copyright (c) 2010 Chinesegamer International Corp. All Rights Reserved.

http://3gokushi-rpg.jp/landing.aspx

ほほう、Chinesegamerとな。中華網龍という台湾の会社なのか。ならば中国産と言うのはちょっと違うか。しかし、AQの自社開発じゃないんだ。ブラウザゲームのノウハウしかないからとか?
吞食天地2 Online
こいつの絵を変えたものみたいですね。ブラ三の賞味期限があるうちに、コンテンツ共通化による相乗効果をうんたらかんたら?

2010年度第2四半期には、多くのオンラインゲーム運営会社が収入減に見舞われたが、中でも「金山」(kingsoft)と「網龍」(Chinesegamer)の減少幅が著しかった。「金山」(kingsoft)は、盛大と提携運営する「剣侠情縁網絡版3」(通称「剣網3」)により増収となったものの、総体的な減少傾向には歯止めがかからなかった。「網龍」(Chinesegamer)は品揃えの時代遅れ感が響いて売上が伸びなかったが,巨人は「緑色征途」で売上を伸ばし,前期比で大きく増加した。2010年の下半期には、中国オンラインゲーム運営会社はさらなる苦戦を強いられることになるであろう。新しいゲーム製品を投入できるか否かが、苦境打開への道となる。

http://www.sbi-research.jp/jp/news/xw/2010/1018/141.shtml

ホームページをみると、かなりの数のゲームがある。免費ってのが無料オンラインゲームなんだろう、きっと。いやしかし、こんなに色々やったらそれだけでも辛くない?

オンラインゲームの課金なんて、言ってしまえば「俺TUEEEEE!!」を体現するためにある…というと言い過ぎかもしれないけれども、そのためには「みんながやっている」ゲームである必要はあるので、人気がない=収益性が悪い。だからと言って人が減少したらすぐ閉める、というわけにもいかないから玉数が多い=不良債権が多い、ってことになるけど、飽きられたら試合終了なので、次のゲームで客を捕まえなければならない、って感じだとしたら、ビジネスモデルとしてはかなりしんどいよね。金をユーザーにかけさせればさせるほど、クローズすることのハードルが上がるから、ヒットして会社として成長するほどに苦しくなる。

いっそ、ゲームごとの専用の会社を作って採算取れなくなりそうになったらすぐ潰す、というのが一番効率が良いかも。もっとも、そんなことやったらすぐばれて「あそこはこうだから」ってなって終わってしまうかもしれないけどね。