簡単に風化で逃げられないウェブサービスの失態

よっぽどの問題でもない限り、新聞報道やワイドショー報道は先細りになっていくものです。特に疑惑レベルの話だと新事実でも発覚しないと何にも報道されなかったりして。

でも、ウェブで事件になってしまうと、悪意を持った人から親切心で言及する人まで様々入り乱れてなんとなく納得の行く落とし所まで行かないと風化しなかったりします。

そうなると、ごまかして逃げ切り作戦はあまり筋が良くなくて、とっとと事実関係だけを明確にして謝罪してしまったほうが勝ちなんですよね。
とはいっても、事実を認めたらそれだけでアウトって場合もありますからね。そういうのはもう先を諦めて逃亡したほうが良いわけです。

問題が起きた先もそのサービスを続けていきたい、という強い意志があるのであれば、とにかく風化ではなくて根本の解決が必要ということです。ましてや、人が露出してしまった場合、次に何かした時に「前その人がどんなことをしたか」というのが強く問われます。ウェブで何かをした足跡は必ずウェブに残り続けるので、風化したと思ったら化石になっていて発掘調査されて調査技術の発達によって過去の未解決事項までほじくり返されたりしちゃって。

「いいこと」というのは往々にして「それを行う人」と結び付けられます。どんなにいいことだったとしても、やっている人が悪に認定されるとそれっきり伸びないことも多々ありますよね。

善処を望みたいわけです。