ついにダウンロード違法化

成立してしまいましたね。なんか妙に感慨深い。ネガティブに。
昔も書いたことなんだけど、例えばこれを音楽著作権のため、と考えるとそれは何を守っているかというと、音楽ではないんだよね。守るのは市場。そしてその市場は違法ダウンロードのせいで縮小していると言われている。でも、実際のところ、娯楽…消費財としての音楽の価値が下がっているのが理由だという方がしっくりくる。そういう状況下で、果たして市場を守るためにダウンロードという行為そのものにリスクがあるようなな法律を制定する意義があったのか、ということについて問われる時期が来ると思っています。
悪法はあとから変えることが出来る。もちろん、その法が問題をはらんでいる間に生まれる犠牲というものはあると思う。けれども、今、法律が成立してしまったことで全てを諦める必要はないとは思っています。

それにしても、本当にこれが市場にプラスになると思っているのであればお笑いだし、そんなことのためにインターネットの理由に過大なリスクが付きまとうことになった、という事実が意味するところは非常に重たい。

今日は感想のみ。