放射能と放射線の違いが少しはわかるというのが現代日本の教育水準

表題の通りの認識でずっと生きてきました。もちろん、水準というのは水面下に相当数が潜ってしまうという基準でもあるというのがわかっています。
なので、それがわからないで騒ぐ、というのはある程度しかたがないとも認識しています。そうでなくなってほしいという思いはありますが。

ただ、ここ最近思うのは、個人の発信力が強くなってきたことによって、理解していない人が理解をするつもりもないまま適当なことを言ったことが更に理解をするつもりがない人に取り上げられて強化されるというよろしくない状況があるなあと。今更指摘するまでもない話ではありますが。

自称ジャーナリストなる人がそういう水面下の教育水準の人である、というのは大変遺憾なことです。文系理系関係なく、放射能放射線の違いはわかるはずです。

そもそも、放射能がなぜ危険か、ということを説明するためにはその仕組がわかってなければならず、仕組みがわかっていれば自ずから放射能放射線の違いがわかるはず、違いがわかればその危険性の差異もわかるはずなので、頓珍漢なことをいう事態には至らない。であるならば、それは放射能が何もので、何を恐るべきなのかも本当はわかっていない、ということを示しています。そして、その水準で物を言っている人はとても多い。

学校で教えていることも日々アップデートされていて、特に歴史なんかは自分が学生の頃とは大違いらしいですけど、でも、少なくとも高校くらいで教わる程度の話をある程度踏まえて発言するようでないと、物事の正しさを語るための土俵には立てていないんじゃないか、と思ったりもします。

自分でも頓珍漢なことを言っていることはよくあると思っています。高校水準で間違っているときは恥じ入るばかりですが、それ以上の場合は勉強になったと思うことも多々あります。一生勉強だよ!という気持ちは大事ですね。