グレーを白と黒に塗り分けていくことの一般的な課題
- 当事者が必ずしも利害関係を代表していない
- 黒の反対側が白であるとは限らない
- 濃いグレーと薄いグレーが両方共黒になる
- サイレントマジョリティ(orマイノリティ)の意見は反映されない
- コストの観点が無視されることがある
- Win-Winの関係が無視されることがある
- 悪意のない犯罪者が創出される
啓蒙活動と糾弾活動は目的が違うと断言してしまおう。
後者は学生運動や極右極左のそれであり、自分の意見が世間に正義として認められることが目的化してしまっている。
原則論は大事だけれども、そこを論理のベースとして社会にどのような接続をしていくかということを考えることがもっと大事。そういう意味で「もっと他に責めるべき悪がいるだろ」という批判は常に正しい。悪の度合いを度外視するのであれば、目の前の悪を糾弾するのではなく、正しい姿を啓蒙する方向にフォーカスしないと説得力がない。