ヱヴァQ感想(ネタバレ)
土曜日の朝にみてきたのでうろ覚えだがメモ的に書いておく。
序盤
- ちょっとくるくる回りすぎてなんだか…
- テセラックさんに封印ってことは4次元空間とかなんだろうか
- マリの役どころがよくわかんない
ヴンターまで
- 塩基配列的尻尾
- 言葉がよくわからない。主機?
- とにかく説明がないため、何が起きたかわからない。「碇シンジ君」という言葉遣いでパラレルを疑ったんだけど、結局14年後。イマイチ年輪がわからないのは手心を加えすぎなのではww
- シンジ(と観客)にとっては理不尽な登場人物たちの怒りの背景がどうにもこうにもなんだけど、14年経っているならもう少し冷静に応対できるのではないかと思うんだけどなー
- 戦闘はかっこ良いのだが、CGがなんか薄くて透けて見える感じがする。
- あの状況下でブチ切れて行ってしまうシンジはみんなが言うほどヘタレではないよね。バカだけどw
- 押せなかったということは割り切って考えられるほど憎んでいるわけでもないということか
- 戦闘艦橋はともかく、その他の船とか乗員バラバラ死体じゃないか?
- 初号機をばらしてアレにするテクノロジーの謎。何か大きなブレイクスルーがないと無理なはず。ヴィレの底力か
13号機まで
- 誰か説明してやれよ…
- カオルくんも説明ちゃんとしない
- ピアノ最初から弾けすぎ&上手くなりすぎ。シンクロ演出のオマージュなのかもしれないけど相手がカオルなだけでどうにもこうにもな感じに…
- 伝えられた真実も断片的すぎる
- 酔った
- レイの役どころがわからん…
- 13号機誰が作ってんの?
最後
- 頭抱えてフリーズしてんじゃねーよ!
- シンジ視点すぎてヴィレ側の意図がさっぱりわからないのでアスカ&マリ登場にカタルシス的なものがないなあ
- どうして抜く!
- あれでどうして止まる?
- ゲンドウのところにいるアレは…
- レイはついてっちゃって良いの?
次回予告
線の太さを強調している以上繰り返し記号だよねあれ…
感想
まどか☆マギカが完結した際に少し触れたけど、ループものとしてループする理由、ループをブレイクする理由を綺麗にまとめた作品が出てしまったことで、エヴァがループものを企図している場合のハードルがあがっちゃったなーと思っていたんだけど、なんかまさにそのあたりが苦しそうな感じでしたね。まあ、何らかの形でループものである、というのは確定でいいかな。
とにかく説明が不足していて、そのディスコミュニケーションがエヴァらしいという意見もあるけれども、観客としては置いてきぼり感が大きすぎてストーリーにのめり込めないというのが正直なところ。4回に分けて毎週放送とかなら想像力で補完する部分もあってよいのかもしれないけど、劇場版でこれだとちょっと厳しい。
失われた14年についてどうするのか。次回であらましだけでも語られないとしたらフラストレーション溜まる感じですよね。そこでメディアミックスで次回の映画までのつなぎに語られちゃうとかしたらちょっとがっかりですがwああいうのは本編クオリティでやらないとねえ。
んでまあ、なんというか、あの次回予告のタイトルオチみたいなの。「シン→真、新、sin」「急→Q→旧」にしてもヱヴァンゲリヲン→エヴァンゲリオンにしても、「新劇場版」なしにしても、反復記号にしても、意味を込めすぎてて困る。反復記号の相手がどこだったか、ということがまた問題。当然ながら、冒頭であれば相対する記号がなくても問題ない。さて、以前にそれを疑わせる文字はあったかどうか。いずれにしても、次回のエンドで戻るのか終わるのかが決まるのか、それともそれ以前に何かがあるのか。
Q→序→破だという考察があるけれども、Qが旧だとしたら「助けた」のはどこでの出来事なのか。
なんかこう、本編内の情報が断片的すぎてどれも深く考察しづらいというのがちょっと困ってしまう原因なのかな。そういや、アスカ(というか弐号機)の左目は旧劇場版でロンギヌスの槍に貫かれてるんだよね。
あと、CGの絵面が破のときほどの感動がないというか、どうも色のノリが薄いというか…よくあるCGっぽい映像になってしまっているのが残念。
うん、まあ面白かったんだけど、どうにも独立した作品として楽しめない感じなのが今までと違っていて興行的にはしんどいんじゃないかと思ったりはします。