「悲報」をタイトルに含めるネタ

これも2ちゃん特有の、一種の茶化すネタとしてのラベルだと思っていたんだけど、IRORIOが本来シリアスな話(もっとも引用元は夕刊紙レベルらしいが)にまで「悲報」をつけ始めるに至ってこの言葉のニュアンスの変容と害悪を感じるんだよね。
ある種の自虐に近いネタにおいて付く分には構わない。でも言葉としてはやっているからと言って全然別の文脈で使われるとこれはシリアスな話を茶化している不謹慎な話なのかどうかと思ってしまう。逆に、真にシリアスな要素で使われ始めるとこの「悲報」っていう重たい評価は時として内容の文脈をプロパガンダ的に規定するだろう。そうなるとニセ科学とか代替医療とかに親和性のある強い言葉になってくるよね。単に流行りだから悲報悲報言っていると思わぬところで悲報の原因を作ってしまうかもしれない。

考え過ぎの妄想だけどねこれ。