自分に責任のない失敗プロジェクトをどう立て直すか

先人が残した負の遺産を引き継ぐことは大変精神的にはしんどいことですが、自分には責任がないと開き直ることで前向きに対応することは可能ですよね。ね?

とは言ってもね。

毎日のように「実はこんな課題が」と放置されていた課題が顕になって、タスクリストは減らず積み上がる一方。これはひどい。そりゃリーダーも潰れるわな…

開き直る、と言っても入った以降にわかったことが管理されていない、放置されている、となるとさすがに責任も発生してくるんだけど、完全にあふれている状態。それを何とかするためのパワーをどこからもらおうかな。

失敗プロジェクトの典型みたいなものはいくつも見て来ましたけれども、やはりいちばん問題なのはコミュニケーションの不足。その中には「怒られるから隠そう」「できないから言わないでおこう」というものもあります。ムードが悪く、言ったもん負けみたいになってくると次第に沈鬱な感じの空気が漂ってきますし、それを払拭することはもう中にいる人には難しい状態になっていきますね。
僕は、とにかく話をする。うるさいって言われるくらい会話をして、そういう空気を払拭しないといけないんだろうなあって思ってやっている感じです。
あと、課題が人の頭のなかに山積しているという状態。これがまずい。そういう人は往々にして長くこの状態を継続しているから疲れきっていて、肝心なときに体調不良になるというリスクが高い人です。そういうのも時間がかかりますが頭から課題を叩きだして管理して行かないといけないんだよなあ。

さてさて、無事生還できるのか。今月末までがひとつの山かなあ。