渾然一体とした味わいの「やきそば牛丼」を食す

すき家については、かつて触れたとおり、トッピングで客単価を上げることを画策しているが牛丼そのものの味がいまいち、という印象でしかないけれども、最近のかけるもの攻勢はなかなか大したもので、牛丼に蕎麦屋のカレーの味わい(ただしコクも風味も足りない)カレーをかけてしまうという暴挙快挙を成し得たことは評価に値する。うん、カレギュウの方が美味しい。
なお、家の近所にある松屋にはしょっちゅう行くのだけど、会社のそばにある(むしろ会社のそばは深夜になるとこれしかない)すき家は月に1度もいかない。

で、やきそば牛丼ですよ。ご飯に焼きそばと言えばそばメシ。一時のブームはなんだったのか、というそばメシだけど、あれはあれでなかなかの味わいがあってよろしかった。でもこれ本当に焼きそばが牛丼の上に乗っている。これは何なんだ…

というわけで、チャレンジして来ました!写真はありません!

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「自分が何を食べているのかわからなくなった!!」

刻んでいるわけでもない焼きそばをそのままオンしたその姿には圧倒されるものの、その存在感はまるでお弁当の付け合せの焼きそばである。確かにボリュームはあるけれども、焼きそばパンにおける焼きそばの重要性に比べるとそれは無に等しい。乗ってるだけだもん。

いや、それではいけない。牛丼部分と一緒に食べることで、食のあらたなる地平が開かれるのだ!

そう思って食すと、まさに渾然一体!牛丼の味と焼きそばの味が絡まり合って、何喰っているんだかわからなくなる!なんだかわからないけど濃い味がする!以上!