必要なのは意見なの?評価ではないの?

久々に見ちゃったw

一番つまらないのは、
「Aともいえるが、Bともいえる」
みたいな意見です。
それは、そもそも“意見”なのか? って感じです。だって、何一つ考えなくても言えるし、5歳の子でも言えるじゃん。
「大企業が合う人もいるし、合わない人もいる」
「学校が役にたつかどうかは、人によって違う」
そりゃーそうでしょ。
それって、「未来は明るいかもしれないが、暗いかもしれない」ってのと同じじゃん。もっと言えば「犯人は女かもしれないが、男かもしれない」とも同じ。事実上、何も言ってないに等しい。
そんなことなら 1秒も考えなくてもわかる。てか、それって言う意味ある??

2013-11-23

これって一見、正論!正しい!完全に正しい!って思っちゃいがちな意見wなんだけどね、一つトリックがあると思うのよ。つまり、「それがどんな文脈で言われたのか」を無視して汎化しちゃったらそれこそ「Aともいえるが、Bともいえる」レベルの言説なんじゃないのって。

この話って「「Aともいえるが、Bともいえる」だけ言って終わる人の存在価値はない」ということですよね。もちろん、そういうことを言っているのはわかるんだけど、「Aともいえるが、Bともいえる」という意見が本当につまらないものかというと全然そんなことはないんですよ。

要するに、「代案がないなら否定するな」という事になってしまうよね。

例えば、「9割の人にリーチする何か」を検討している会議の中で「全員が大企業に入れば解決するんじゃね?」って意見wが出された時に「大企業が合う人もいるし、合わない人もいるんだからダメだろそれwww」ってツッコミって普通ですよね。

「Aともいえるが、Bともいえる」なんてセリフを言われてしまったら自分の意見があまりにアレなレベルの意見じゃないかということを疑ったほうがいいかもしれませんですよ。

「Aともいえるが、Bともいえる」とか言う人、なんて言うのは人の評価を表す言葉としては全然不十分なんじゃないかなー。