「ネット保守」なんていう分析でいいのか

いまどきの20代くらいってのは多分もうネットプロパー世代で、僕のような30代後半〜40代前半がボーダーライン世代かなというところでしょうか。
ネット保守っていうのは20代特有の現象なのか、ネットプロパー世代として顕著なのかという部分についてはその2つが重なっている現状では答えを見出しづらいとは思うんだけど、30代の思想の変容を追いかけることで多少ヒントにはなると思う。

というのも、ネットに触れ始めた当初と今では僕自身だいぶ見える世界が違っているから。

ネットが出始めた当初は何でもかんでも「本当のことが暴露」されているように見えた時期もありました。報道が信頼を失う中でそれとのギャップは真実性を担保するのに足ると思い込んでいたり。
今の20代も学校で教わること、世の中で報道されることとのギャップをより若いうちから見出しやすい環境に置かれていると言えます。感化されやすいじきに怪しげな情報にさらされることが悪影響をおよぼすのか。案外そうでもなさそうだとは思っていますが、ネット保守的な思想はあまり固定化されたものには見えないので、長いスパンで変容を捉えていかないと起きている問題を見失うかもしないと思ったりもします。

高校生くらいから政治に触れていく(限定的にでも選挙権を与えていくとか)ような施策が必要かもしれませんね。