プロジェクトが終わるとき

もうすぐ4月ですね。僕も今やっている仕事が一段落して、次の現場に向かいます。ちょーいきたくない(遠い

僕達のやる仕事は大きければ大きいほど「毎回新しい」ことをやることになります。結果としてプロジェクトが終わるころには「ああ、あの時ああやっていればもっといいシステムになったなー」と思うことが多いです。もちろん、全力を尽くしてないからそうなったというわけではありませんよ。でも、要件定義の時にわからなかった「実はこういう例外がありました」「これでいいと思ってたけどこの方が使いやすかったね」「あ、それ結局いらなかったわ」というような部分が最初からわかっていればもっと違うやり方があったのにね、ということです。なんで後になってから気づくかって言うとそれが新しいからであってしょうがない部分ありますけどね。普通この業務ならこうだろうって思ったのがその会社の特殊ルールに阻まれるとか普通ですし。普通ですし。

そんなわけで、頑張って作ったものに100%の満足をするプロジェクトなんて滅多にありません(もっとも僕はまあまあ恵まれていてそういう機会もありました)。この知見をできれば次に活かしたいなーと思うことはたくあんあります。非機能要件なんてのはそこまで特殊化しませんから応用が効きますね(その分、最近は自動化のターゲットになっていたりします)。業務要件とそれをシステムに落としこむところはやっぱり難しい。それをどう実装するかの部分についてはそれでもプロジェクトを多くこなしていくことによる積み重ねってのはバカになりません。

次のお客さんのところではよりよいものが作りたいなと思いながら頑張ります。