ポスト小保方が必要な今日この頃

なんかなー、これ読んでさ、思ったわけよ。

実験ノートが落書きレベルだから小保方氏は悪くない - 後悔は最上の娯楽

まあ一般的には厚顔無恥で今回切り抜けてもいずれ正しくクビになってあの人は今に登場できるかどうか微妙な話の過去の人になるべき事案でしか無いんだけどさ、どうも話が大きくなっているのは「おじさんたち」が持ち上げているからだよねって思うわけですよ。
研究所みたいなところなんていい意味で世間ずれしていない結果脇が甘くなっている部分もたくさんあるだろうし、盗人猛々しいような話でも案外不備をついていけば何とかなっちゃうかも知れなくて、それを変な意味で「勝利」って持ち上げるような人がたくさんいるってのは非常によろしくない。

彼女の末路としては、この実績を持ってニセ科学界の重鎮として活躍が期待されちゃう…ってのはかんべんしてほしいわけで。

そうするとさ、スゴイいやらしい話ではあるけど、別のストーリーに注目させるのが良いという話で、具体的には「こういう研究者が幅を利かせているせいで定職を得られないでいるより若くより可憐なリケジョ」が注目を浴びる、みたいなね。世間(と言うよりおっさん)は現金なもので、より可愛くより不幸な存在が発掘されたらもうどっちかというと悪さをした人を庇っている暇とかなくなっちゃうかもしれないね。というところに期待というか。

書きながらスゴイもやもやしてるんだけどさ…