ネット上の批判は匿名で!

そもそも批判は殺伐としているべきであり、侮辱だ誹謗中傷だと言っている場合ではないのです。ちょっと昔なら「侮辱された!決闘だ!」になるかもしれない。命がけで主張し、実際に命を落とすことがあっても自分の主張を貫く。いいじゃないですか。それだけの覚悟があってなおかつそれだけのことを言うつもりなのであればむしろ「批判は実名で」には賛成したい。
実際には決闘は法律で禁じられているし、殴り合いも事情があるといっても捕まるだろう。だから最後まで文章で殴りあう。批評批判を生業としているものは敗北し幾許かの罰金を払うことになってもよっぽど業界で嫌われない限りは批評家としての地位にとどめおかれるだろうけど一般人は大抵の場合社会的な地位を失うだろう。ハンデ戦だ。タダでさえ立場として説得力に乏しい側がハンデを被せられてどうするのかと。そのハンデを埋めるためのツールが匿名である。新聞に本名がでちゃうくらい酷いことを言ってしまうのが決闘に負けたくらいだと考えると丁度いい。もし実名の人がそれを逆にハンデと思うのであれば匿名化すれば平等である。何の問題もない。
実際に僕が思う匿名論とは多少ずれているのだが、対抗言論としてはこんなものだろうか。今更だけど。