謝罪準備完了!さあ断定だ

断定的な口調でのエントリを書くときはいつでも、撤回することを考える。僕個人の考えられることなんか多寡が知れている。先人の知恵を借りたとしても。そうでなければとっくに評論家だ。特に態度の一貫性のなさには自信がある(悲しいかな)。
そんなわけで、結構ビクビクしているのです。だってさ、僕より頭のいい人なんていっぱいいるしね。
文章の中で、本当に言いたいことだけを表現できるのは論者としては一流なのだろうと思う。どうしても余計なこととか、考え方の断片とか、ついうっかり逸れてしまった思考やらが入り込んできて、それも推敲してばらしていけばよいのだけれど、自分の中の整合性が頭の中ではあって、そのことを文章で表現し切れていないためにおかしくなってしまうこともあるし、とにかく、わかる人にわかってもらえればいいや、と言う意識があったりもするから、なかなか拾えないことも多いわけで。
じゃあなんでそれほど自信がないのに断定するのかと言うと、いちいち、と思う、をつけるのが面倒だって場合もあるけど、大抵は感想ではなく分析結果のつもりなんだよってことなのかな。ある程度のレベルで解釈を行った、でも客観的データの分析をやっているようなことじゃなければ、当然主観が入ってくるから特に当事者的な人から見ると間違いであることも多いし、断定するとそれこそそこで述べていることには対象外の人が読んだときに、あれって思ったりするかもしれない。
断定するときは、いつも自分が間違っていることを想定しているし、また、誤解されたりすることも想定している。そのことについては、一旦謝っちゃうのがライフハック(笑)