言論の攻撃力と防御力

言論において、最大の防御は究極奥義「聞く耳を持たない」であるから、その奥義を繰り出された方は、審判にアピールするしかない。しばしば、観客席どころか、選手の事務所に行ってジャッジを求めることがある。まあ、それも微妙に反則っぽい。人格攻撃と並んで最強の奥義であるが禁じ手でもある。
本当はルールを遵守しない選手をレフリーのいないリングにあげてはいけないんだけど、野試合を望む観客も多すぎて収拾がつかない。体重別の戦いもできない。
結局、言論に対して誠実かどうかが求められるのだけど。
究極の攻撃力を求めても、究極の防御力を求めても、行き着く先は矛盾である。最強のカードを切ったつもりがタオル投入に見える現実。