今日は大野病院事件の判決

各所でみなさん言及されています。
様々な疑問が投げかけられる中、注目されています。仮に有罪になったとき、医療崩壊の加速は避けられないだろうというのが大方の見方ではあります。
今回の事件は、医療行為に対して司法が判断能力をきちんと有しているかどうかの試金石です。また、この結果をどう報道するか、が、報道機関に問われています。
特に、報道機関については、今後の裁判員制度に向けて、誘導的ではない、中立的な報道を心がける使命があると思っていますが、果たしてどういった形で報道されるのでしょうか。
売日新聞事件において、ネットに勤しむ主婦の力がクローズアップされました。あれはわかりやすい問題だから良かったんですが、医療のような専門性を持った分野で、そういったネット世論を上手く誘導することによるプレッシャーをかける、というような戦術が想像できてしまうところが頭の痛いところです。