人口の半分はIQが平均以下である話

身も蓋もない話って言ったらそうだけど、統計データは全体の傾向を示すものだから特定の個人にそれを適用するのって必ず確率の問題になるんだよね。外れたら転落人生、でも確率が高いと外れない可能性が大(当たり前)。

著者曰く、本書のメッセージは4つの真実で、それは「能力には差がある」「子供の半分は平均以下」(アメリカ的にはタブー発言!!)「大学進学率は高すぎる」「アメリカの将来は学力の高い子供をいかに教育するかにかかっている」と。

書評:Real Education-人口の半分は平均以下 | On Off and Beyond

アメリカ的にはタブーなんだwwこれがタブーであることが全ての真実を体現しているようなwww
前にも分布を仮定しない平均値は意味がないという話をしましたが、IQの場合はデータ量も多いし、多分正規分布に近い形をしているのだろうな、と思うので事実かどうかデータは示せないけど、正しいと仮置きしましょう。で、まあ、そうなると当たり前の話です。
しかしあれですね、文明の発展とは平均値の底上げであり、IQが高いってのはその中でのトップランナーを示しているだけ、ということにはなかなかならんのですかねえ。まあ、IQはある一つの基準でしかないんだけど。